本トピック(テーマ1)では、「研究開発(中長期を要する基盤・要素技術開発等)」について、皆さんとディスカッションをしたいと考えます。
基盤技術・要素技術の研究開発(R&D)には、企業は数年から数十年の先を見据えて、多大な研究開発費という投資を行います。
この研究開発は将来、自社製品や他社への技術供与などで花が咲くものもありますが、途中で打ち切られる研究開発テーマも少なくありません。
昨今、ノーベル賞を受賞した研究者の多くは、限られた予算の中で、地道に研究を重ねた結果の賜物ですが、純粋なアカデミックな分野の研究者と、企業内でで行う研究とは本質的には異なるものです。少なくとも企業内研究者は、それなりのタイムスパンの中で成果が要求され、企業経営の観点から見れば、「いつになったらモノになるのか?」と言われることも多いでしょう。
本トピックでは、例えば以下のような切り口で、闊達な意見交換ができればと考えています。
・研究開発のあり方
・研究開発テーマの決め方、意思決定プロセス
・研究開発体制、予算
・成果の指標(例:論文発表、特許出願件数から、実製品に用いられる等)
・評価について(研究者自身、研究開発テーマ等)
・知財(特許、実用新案等)の
・研究開発から事業への転換(製品として世の中に出す等)
・研究開発における葛藤、悩み、問題意識 等
もちろん、皆さんから「こんな切り口も!」というものがあれば大歓迎です。
2015年11月
Forum Manager
世古 雅人(株式会社カレンコンサルティング)

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